【113】社長の車をみて思う


独立すると中小企業の社長がクライアントという場合が大半になる。

中小企業の社長の車って、どんなイメージだろうか?

皆さん、色々と思われるところはあると思うが、社長の車をみて思うことがある。

こうだ。

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それは、社長の車で、その社長とかその会社がどんな会社なのか、検討できるということである。

 

まずは、何といっても高級車ですね。

高級車が買えるくらいだから、儲かっていると思われがちだが、一概に、そうとは言えない。

本当に儲かっていて、高級車を乗っている社長もいる。

一方で、単に、見栄だけで乗っている人も少なくない。

ただ、見栄だけの場合って、悲しいですよね。

例えば、以前、問い合わせのあった会社。

社長は高級車を乗られているし、社屋も立派、奥さんも含め、おっしゃることも立派。

ただ、会計税務の本題に入って、決算書の中身を見せて頂くと、借入過多で、資金繰りはぎりぎり。

話しを聞けば、少し前までは健全そのものだったが、世代交代後、現社長が色々と見栄で買われたそうな、本業に関係のないものをあれもこれも。

そして、その数年後がこの現実。

あれから数年後、先日、その社長と偶然お会いしたが、未だに、会社も残っているようで、銀行さんが頑張っているのだろうけど、社長も相変わらずお元気そうだし、未だに、高級車。

ただし、地域の名士社長さんたちは、モデルチェンジの度に、新しいモデルの高級車へと乗り換えられているのに、その社長は、以前お会いした時と同じモデル。

私を含め、財布の中身をしっているのは少数だから、世間的には、中堅企業の社長としてある種、尊敬されているのかもしれないけど、なかいから見れば、無理して見栄を張っても、悲しいし、中身を知ってしまうと複雑な気分ですよ。

 

ただ、高級車のモデルが少し古いから、会社の財務内容がよろしくないというわけでもない。

逆に、超堅実で、数年前に、人生のご褒美的に、初めて高級車を購入された社長というパターンもある。

こちらの社長は、まあ、裕福な生活ですよ。

会社にも沢山財産があるし、おそらく個人サイドでも、相当のキャッシュをお持ちであることは明らか。

見方によれば、ケチともいえるが、本当に堅実な社長ですわ、この方は。

当然、外見やご自宅も地味で、堅実そのもの。

 

一方、大衆車の場合も色々ですな。

例えば、ある社長は、本当に金がないから仕方なく大衆車を。

しかし、このような社長にある共通点は、覇気がない、元気がない、後向き、ということ。

このような社長には、人間的にはいい方が多いが、会計事務所の見込み客としては、近寄らない方がいい。

お財布の中身を見てもテンションが下がるし、一緒に話していてもテンションが下がるから。

 

しかし、逆に、単に堅実なだけの社長の場合もある。

こういう方は、上記のパターンとは対照的に、堂々とされているし、自信もありそうな感じ。

財務内容的にも、会社、個人共に、健全。

ただ、このパターンが一番堅実といえば堅実であるが、ケチといえばケチ。

しかし、自分の欲しいものは買うが、業者にはケチというパターンよりは、単に堅実なパターンの方が気持ちがいい。

また、自分の欲しいものは高くても買うが、業者にケチというパターンの社長に限って、税務的にもケチな思考の方が多いので、要注意かな。

 

結局のところ、社長の車だけではなにもわからないわけだが、車だけみて、安易に、この人はこんな感じか、と決めつけるのもよくないということだと思う。

どのような人間か判断するのは難しいですわ。

しかし、信頼関係が重要な仕事においては、社長がどのような人間か見極めることは重要だと思う。

 

ああ、どこかに、非常にお金があって、なかいだけには、金払いのいい社長がいないだろうか。

 

 

 

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