【029】非常勤監査の見つけ方


独立時に、監査法人の非常勤監査をやりながら、税務のクライアントを徐々に増やす、というのは、従来の会計士の独立のパターンだったと思う。

しかし、最近は、景気回復と人手不足によって、監査業界において、非常勤の活用もまた増えているようだが、まだまだ、以前ほど多くはない。

特に、クライアントゼロから独立を考えている会計士は、喉から手がでるほど欲しいのが、非常勤監査だと思う。

そこで、非常勤監査の見つけ方、について、ご紹介したい。

結論はこうだ。

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それは、最も合理的な方法は、人のつながりの中から見つけ、また、選んでもらう、ということだ。

中には、各監査法人のHPや、最近では、協会の求人サイトから、上手に非常勤監査を見つけ、上手に採用してもらっている方もいると思うが、そもそもその数は限られているし、条件がいい監査法人においては、競争が激しい可能性もある。

つまり、公募による非常勤監査は、レッドオーシャンであり、運次第といったところがある。

しかし、そんなことをしなくても非常勤監査を見つけ、また、紹介され、そこから選んでもらえる方法がある。

それが、人のつながりからもたらされるのである。

 

例えば、在籍する監査法人で、まじめに仕事をこなし、雑務も積極的にこなし、敵を作らず、前向きに仕事をして、評価を高く保っておくことは、独立します、と伝えた時に、非常勤でやるか、というひと声につながる可能性を高めるだろう。

また、残念ながら、在籍した監査法人では非常勤監査はやらない方針のため、その監査法人で非常勤監査をもらえなかったとしても、監査法人勤務時代から、協会活動や、協会イベントに、前向きに参加し、他監査法人のお偉いさん方と仲よくなっておけば、例えが、独立時に、その仲のいい他監査法人のお偉いさんに、実は、独立しました、と挨拶にでもいけば、非常勤として仕事をもらえるかもしれない。

特に、中小、中堅監査法人の場合には、大手に比べると、監査資源が乏しいため、非常勤を上手に使いたいというニーズは必ずあると思う。

この点、地方によっては会計士業界も、法人を超えて、上の会計士の方々は、協会活動を通じて、互いに通じている可能性もあり、非常勤、常勤に拘らず、他法人経験者を採用するときは、その人が在籍していた法人の知り合いのパートナーに探りをいれる可能性もあるので、やはり、在籍している監査法人ではお利口さんでいることが重要だと思う。

さらに、東京等からUターンで地方で独立する場合には、まずは、その地域の協会に顔をだし、行事にも参加して、懇親会にも参加して、顔と名前を憶えてもらうことが重要だと思う。

特に、懇親会は重要だと思う。

なぜなら、酒が入らないと、なかなか早く仲よくなれないし、酒の席だと案外連絡先を聞けたりするものだからである。

あとは、小さなことかもしれないが、同じ監査法人の同期や年次の近い先輩、後輩、補習所の同期、予備校時代の仲間も、大切にしたほうがいい。

なぜなら、例えば、彼らの一人が、中小、中堅監査法人に移籍して、そこで、非常勤を探しているとなった場合に、彼らの推薦があれば、採用されやすいだろうし、彼らに、独立したから、そんな時は、お願いします、と頼んでおけば、やはり、その需要が生じたときに声をかけてくれる可能性が高いからである。

 

結局、この業界は、どの地区も狭い。

そして、狭い故に、彼、彼女は、どういう会計士で、どういう人間なのか、という情報は流れやすい。

まずは、悪評が流れないように、注意することが重要だと思う。

また、いつ何が起こるか分からないから、日頃から、会計士仲間とは仲良くしてこと、定期的に、合う機会を設けることが重要だと思う。

そこから、非常勤監査はもちろん、その他、臨時の仕事の依頼も舞い込む可能性があるのだから。

監査法人でも人脈は大切だけど、独立後も、人脈は大切ですよ。

 

 

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