【046】監査法人で出世できない人の特徴


以前に比べ、監査法人では、出世、つまり、パートナーまでの昇格は難しくなっている。

ただ、なかいが思うに、バランスよく仕事をしれいれば、長期間在籍すれば、マネージャーくらいまでは昇格できると思うが、中には、シニア止まりの場合や、昇格が自動的だった頃にマネージャーになったが、その後随分長い間マネージャー、シニアマネージャーでステイし続けていて、後輩が先にパートナーになるケースもある。

そして、そういう人たちを、監査法人で出世できない人、とした場合に、そのような方たちの特徴を述べたい。

これから監査法人に入って活躍される受験生の皆さんは、反面教師として頂ければと思う。

こうだ。

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1.コミュニケーション能力が低い

まず、コミュニケーション能力が低いですね。

これは、対内的にも、対外的にも。

つまり、監査法人の上司、後輩、同僚に対しても、クライアントに対しても、満足のいくコミュニケーションが取れていないケースが多い。

例えば、パートナーやクライアントに対しては、もののいい方、適切な表現というものがあると思うが、それができないケース。

言っている内容は適切だが、明らかに、相手を、いらっとさせていることが多い。

それが原因で、チームから外され、また、クライアントからも担当を外してくれというクレームで、チームを外されるケースもあるが、シニア以上の年次の場合で、これまでメインで担当させてもらっていたクライアントから外されると、他に引き取ってもらえないリスクが高く、危険ですよ。

 

2.形式的なこだわり、自分流のこだわりが強すぎる

こだわりを持つことは、悪いことではないが、それが行き過ぎると、良くない。

もちろんパートナーであれば、責任者である以上、こだわりを押しつけてもいいのかもしれないが、シニアマネージャー以下のメンバーは、こだわりを出すなら、パートナーの考え方に配慮する必要があるが、それができないと、たちまち、パートナーや、クライアントに嫌われて、評価は下がるだけだ。

例えば、調書の作り方一つにしても、実質的な判断をできないというか、実質的なレビューができないため、自分流の調書の作り方を押し付けてくる上司がいて、それにより、業務に滞りがでると、それを好ましくないと思うパートナーは嫌がることになる。そりゃそうだ。

また、パートナーがこうだ、と判断したにもかかわらず、それに対して、いやでも、と自分流のこだわりで食い下がる人も、嫌われる。

ある意味、こだわりが強すぎるというか、自分の置かれた立場を正しく認識できていない、とも考えられる。

 

3.会計・税務か監査のどちらかの知識が欠如している

会計士としてどうかとも思われる方もいると思うが、案外、こういう人って多いですよね。

つまり、会計・税務が好きで、実質的な判断をすることが好き、得意だけど、監査が好きじゃないため、監査マニュアルに疎かったり、調書作りが下手だったりするパターン。

また、監査マニュアルや監査ツールが好き、得意で、きれいに監査調書を作ることには強い関心があるが、そっちにばかり関心が行き過ぎて、会計・税務の知識が乏しくて、微妙なパターン。

こういう人は、主査未満であれば許されるが、主査以上、マネージャー以上だと、今では許されないし、評価は低い。

そんな感じで、クライアントに接しられても、クライアントも不満だろうし、結果、それは、パートナーにとっても好ましくないことから、当然の結論である。

 

4.まとめ

その他色々あるが、まとめると、会計士として、また、人間として、バランスが悪い人は、出世できないのではないだろうか。

これは、監査法人に限ったことではないが、良いのか悪いのか、監査法人には、そのような人が一般社会よりも多いような気がするのはなかいだけか。

ただ、そのような人もなんとか生きていける監査法人という世界は、平和な世界だとも考えられる。

 
     

 

 

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